産後の身体的ケアに必要なこと③
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姿勢が悪い、呼吸が浅い、疲れやすい、
体重が落ちない、イライラしてしまう・・・
そんな産後にしないためには?
妊娠中、大きいお腹を突き出すような姿勢をとっていたことにより、背骨のカーブが崩れ、スウェイバックと呼ばれる不良姿勢、いわゆる「反り腰」で「猫背」になります。
また、子宮底長が高くなることで横隔膜が押し上げられ、胸郭も横に広がり本来の形状が崩れます。そして産後は、抱っこや授乳などこれまでとは違う姿勢を取ることで、スウェイバックはますます進行し、広がった胸郭は、一気に下垂します。すると、背部や胸部の正常な動きが出にくくなり、呼吸の浅さや、疲れやすさ、代謝の悪さを引き起こしてしまいます😔
加えて産後は、妊娠を維持するために多く分泌されていたエストロゲンなどの女性ホルモンが一気に減少し、セロトニン(いわゆる幸せホルモンです)の生成に影響を及ぼします。また、育児によって睡眠のリズムが乱れ、日内変動のあるホルモン(コルチゾルや成長ホルモンなど)や、自律神経のバランスも崩れやすくなります。よってイライラしたり、ストレスに弱く、ダメージが回復しにくく疲労しやすい身体になってしまうのです😭
産後ケアには、背骨にある本来のS字カーブを矯正と、COPD(慢性閉塞性肺炎)のリハビリでおこなう呼吸法を取り入れ、胸郭の正常な動きを思い出させ、呼吸のしやすさを出していくことが必要です。さらに肩甲骨の位置や動きを整えると、肩こりなどの症状緩和や、白い血液と呼ばれる母乳の出やすさにもプラスに働きかけます✨
また背骨や仙骨は自律神経と密接に関わっていますので、背面のこわばりを取り除き、仙骨の位置を整えることで、交感神経が優位になやすい産後の自律神経のバランスを整えていきます😌
以上の観点から、当院の全身産後矯正は胸郭と上肢帯(鎖骨、肩甲骨)、背骨と仙骨を網羅しています👍
当院は保育士による託児サービスがご利用いただけますので、お子様連れでご来院いただけます👩🏻🍼
産後全身矯正コースは経膣分娩は産後約1ヶ月〜、帝王切開は産後約2ヶ月〜対応しています✨