産後の身体的ケアに必要なこと④
- ブログ
- 産後矯正

長きに渡る育児を元気に楽しく乗り切るには、
重心を戻し、
正しい歩行を取り戻すことが大事💪✨
妊娠、出産で骨盤全体が広がることで、重心が外側に移動します。
さらに約20倍の重さになった子宮が下腹におさまることで、重心が下がります🤰🏻⬇️
産後、子宮の大きさは急速に戻りますが、重心の位置はなかなか元には戻りません。
そして、身体を支えている一番下にある関節は足首と足裏のアーチです。
重心が外へいくことで足首が内返しになると、足裏のアーチをつぶして重心を戻そうとします。
重心が下がることで骨盤は前傾し、前モモが張りやすくなり、歩き方が変わっていきます。
さらに、妊娠後期は坐骨が広がることで、股関節は横に追いやられ、やがて膝の向きが内側に向き、足首が外返しになり、膝下O脚やX脚が進行します。
腹部を突き出すことで骨盤が後傾して、股関節の外旋(膝が外へ向こうとする動き)が強まる人もいます。
そして産後は、骨盤下口部の広がりや仙腸関節の不安定さがあるので、歩行のたびに股関節周りの特に殿部の筋肉がうまく使えず、こわばりが強まっていきます。
また、最近は陣痛促進剤を使用する分娩が増え、急速に骨盤を広げさせるため、産後1ヶ月経っても歩行時の激痛が続く方もいます😭
そこで、可動域を適正に戻す股関節矯正と、膝関節と脛腓関節、足関節を矯正し、足裏のアーチを持ち上げ、足指を動かしやすくすることが大切です✨
すると正しい位置に重心が戻り、歩行のたびに筋肉が正しく使えるようになります。
特別なトレーニングをしなくても自然に筋力がつき始め、子どもが動き回るようになる頃には、それに対応できる体力や脚力がよみがえっています。
嬉しいことに、正しく歩行できることで筋ポンプがしっかり働くため、下半身はむくみにくく張りにくくなり、脚全体が引き締まった印象になるというおまけもついてきますよ✌️
当院の産後矯正が、骨盤だけでなく「全身」にこだわるのは、このような意味と想いがあるからです❣️
さらに、保育士による託児サービスがご利用いただけますので、お子様連れでご来院いただけます👩🏻🍼
産後全身矯正コースは経膣分娩は産後約1ヶ月〜、帝王切開は産後約2ヶ月〜対応しています✨