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正しい姿勢を持続可能にするごくシンプルな5つの意識 〜座り方編〜

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東京ボディセラピストサロン雑司が谷施術所では、全身のバランスや関節の機能を矯正することと同じくらい、日常的にどう身体を使っていくか、正しい姿勢とはどういうものか、を指導させていただいてます。

 

膨大な情報が手に入る世の中ですが、生活習慣というごく当たり前の行動はシンプルに考えるべきです。

 

なので私たちは、本当に大事なことだけを取捨選択し、わかりやすく伝えるように心がけています。

 

今回は座り姿勢についてです。

 

リモートワークが浸透し、会社ではなく自宅で座りっぱなし、ともすると周りの目を気にしない状況なので変な座り方をしてしまい腰痛や肩コリが悪化した、下半身太りしたような、、、というお話をよく耳にします。

 

そこで、これだけはおさえておきたい正しい座り方のポイントを5つに絞ってお伝えします。

 

① 足裏をしっかり地面に着ける

 

足裏が浮くと膝下と足首が不安定になります。

 

踵と足指全体をしっかりと地面につける感覚を持つことで足先に向かう神経を意識しやすくなります。

 

② 膝の角度は直角がベスト(鈍角はベター)

 

膝の角度を90度にすると膝下の関節が立位時と同じになり、偏位しにくくなります。

 

90度より小さく(鋭角)してしまうと、まず腓骨頭の位置が前方にひっぱられ、膝下O脚になりやすいです。また踵が外を向きやすくなり、足首の内反(内返し)が強くなります。

さらに膝裏の血管、リンパ節が圧迫されむくみの原因となります。

 

特に膝下のカタチが曲がって見える、太く見える、とお悩みの方は座った時の膝の角度を気にしてみてください。

 

この「直角」はとても大事です。

 

座った時に膝だけではなく足首、お尻と背中の角度も直角にするイメージを持ってください。

 

③ ヒップの横のお肉を手で内側にしまう

 

日常の中で骨盤が広がるいちばんの原因って、実は座ることなんです。

人は座る用にはあまりできてなくて、座ると坐骨(お尻の骨)を広げて上半身を支えようとします。

座れば必ず坐骨は広がるので、その度に自分で坐骨をちょちょいと閉めてあげる習慣を持つことが大切です

 

まずは座ったら、ヒップと太ももの付け根(大転子)辺りのはみ出ているお肉を(両)手で内側にしまってください。その際、膝どうしが付きやすくなったら坐骨が閉まったサインです。

パンツやスカートのシワを直すフリをすればさりげないかと思います。

 

どうしても坐骨を閉めにくい環境でしたら、軽く肛門に力を入れて座り、その後ゆっくり力を抜くのも苦肉の策です。

 

④ 少しだけ腰を反らせるつもりで骨盤を立てる

 

よほど鍛えた体幹でないと、座ると骨盤は後傾し背中は丸まります。

そこで、座った際は少し腰を反らせるような意識でやっと骨盤が起こせます👍

 

イメージとしてはお腹を凹ませ、胸を持ち上げてみてください。すると腹筋、背筋がバランス良く使えてきます

 

⑤ 床に座る場合は「長座」が最良

 

ではイスではなく床に座る場合はどうしたらいいか問題ですが、答えは「長座」です

脚をまっすぐに前へ伸ばすことで、下半身の関節に負担がかかりにくくなります。

脚を前に伸ばす際は少しだけ膝をゆるめると更に良いです(理由は立位時と同じ)

 

体幹が弱いとやはり背中が丸まるので、仙骨を壁につけて背中ごとまっすぐ寄りかかっても大丈夫です🙆🏻‍♀️

 

以上この5つのポイントを意識するだけで、だいぶ偏位が予防できます。

 

「意識する」は、自分で関節や筋肉の動きを繊細にコントロールできなくてはいけません。

そして「できるけどしんどい」は、習慣にはなりません。

正しい姿勢を持続可能にするには「わりとラクにできる」が大切です👍

 

私たちは、どうして意識しにくいのか、どうしてしんどいのか、を考え、原因である関節の偏位、筋肉の硬さや弱さ、組織のこわばりやゆるさ、その人のクセなどを改善しながら、その人の身体と意識に寄り添い、正しい姿勢をわりとラクに、持続可能にしていく礎をつくることを大切な使命だと考えています

 

ストイックなトレーニングや食生活もそれはそれでメリットはありますが、無理をし過ぎず、わりとラクな生活習慣を、思い立ったらすぐに取り入れてみてください☺️

 

正しい姿勢がラクにできるカラダに変えていきたい、と思っている方はこちらでご体験ください💁🏻‍♀️💁‍♀️

 

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