自分の体の状態を観察できるようになったことも、人生の大きな財産になったと感じています
- 産後全身矯正
【 R.M 様 30代 】 第三子の妊娠中に、「子宮がなんとなく下垂しているような感覚」を感じることがあり、骨盤やインナーマッスルの状態が気になっていました。三回の出産を経た身として、産後の正しい体のケアを知りたいと思い、近所のTBTS雑司ヶ谷施術所さんのインスタをフォローしていましたが、どうしても解消したいほどの悩みがあるわけではなく、時間が過ぎていました。
産後8ヶ月ごろ、右膝に痛みを感じるようになった時期に、ちょうどインスタで産後モニターの募集を見たのがきっかけで、実際に体験を申し込んでみました。都電沿いの小さなビルの4階で、外から様子を見ることはできず最初は少し緊張しましたが、入ってみるとインスタで見ていた雰囲気と同様に、美容院のような清潔で温かい空間で、明るい女性の先生と保育士さんが出迎えてくださり、安心して施術を受けることができました。
施術自体は60分程度で、仰向けとうつ伏せそれぞれの状態で、上から下まで全身のこわばりをほぐしていただきました。特に印象的だったのは、お腹の施術をしているときに足までポカポカしてきて、体の巡りが改善されているのを感じました。施術をしながら、私自身の身体の特徴とアプローチの方向をお話ししていただいたのがわかりやすく、体験後から週に一回、8〜10ヶ月の期間に合計10回の産後全身矯正コースを受けさせていただきました。
毎回施術前後に鏡を見ながら、今の姿勢と理想の姿勢を教えていただきましたが、最初の頃は、これまでなかなか意識してこなかったのもあり、重心、力の入れ方、骨盤の位置、膝や腰の向きなどの些細な違いに、何を言われているのかよくわからない部分もありました。でも徐々に、施術しながらの解説と、毎回家で取り組むちょっとした体操を繰り返す中で、身体のパーツパーツの力の入れ方とほど良いバランスを掴んでいくことができました。
右膝の痛みは、産後の骨盤のゆがみとインナーマッスルのゆるみを身体が補正しようとして、肩腰膝の左右バランスが少しずつずれた結果、右膝が内向きになっていることが一因ということで、施術でこわばりを緩めてから正しい位置を理解して意識することと、簡単な体操でその状態をキープできるようにインナーマッスルを鍛える、というアプローチでした。実際に、右膝の痛みは中盤で無くなり、姿勢の写真でも全体的に右側に傾いていた身体が真っ直ぐになりました。
何より、立っている時の実感として、以前は特に力も入れずになんとなく立っていた状態だったのが、足の内側の力を使ってしっかり立てているという感覚を持てるようになりました。さらに、身体の重心や骨盤の向きなどに意識を向けられるようになり、
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子供をその場で預けて、目が届くところで抱っこしてもらえるのも、とても楽でした。人見知りが始まる時期でもあり、その日の状態によっては泣き続けてしまうこともありましたが、途中で少し授乳の時間を挟んでいただけたり、施術後に時間が空いている時はその場で授乳してから帰宅させていただいたり、とても柔軟にご対応いただけました。保育士さんも毎回同じ方で、回数を重ねるごとに慣れていけたのもよかったです。
施術中には、健康のことから妊娠・出産・育児のことまで、いろいろとおしゃべりすることもでき、育休の期間に心身ともにリフレッシュできる貴重な時間にもなりました。今井先生、保育士さん、ありがとうございました。また時折、メンテナンスにお伺いしたいと思います。